代表メッセージ
MESSAGE
代表が考える新卒採用とは?
中途採用に求めているのは「紆余曲折を経てきた方」。では新卒採用に求めるものは? 「紆余曲折をさせること」でしょうね。これまで真っ直ぐに進んできた方にも、「こんな考え方やこんな方法もある」と教えること、責任のある仕事を任せてみること、学ぶことの面白さなども教えていきたいです。
では、新卒採用者に期待することやレクチャーしていきたいことは?
新卒採用者は、当然のことながら会計事務所の業務を“正しく”把握していないものです。まずはそこからスタートです。事務処理や書類作成だけではなく、意外にクライアント先を訪問することが多い仕事ですから、常に勉強が必要であり、常にクライアントのためにどうすべきかを考えることが大切である、ということをレクチャーしていきたいです。
では、会計事務所はどのような未来を進んでいくのでしょうか?
AI、OCR、RPAなどのテクノロジーが発達することで、業務の効率化や高付加価値化が進むことは間違いないでしょう。結果として10~20年以内に会計事務所のアシスタント業務や、パラリーガルについては業務がなくなると言われています。コンサルタント会社であるマッキンゼー曰く「業務の多くがコンピューターで代替できる」そうです。しかし「機械に仕事が奪われる」と誤解している人間も多く、ゴシップ的な要素のみが流布されている状態です。テクノロジーの進化が確定している以上、反復作業や単純作業は機械化し、空いた時間で付加価値の高い作業に従事したり、遊びや家庭などプライベートの充実を図ることが大切になるでしょう。
「ミッドランドの職員はこうあるべき」というモデルはありますか?
正直、ありません。それぞれが長所を活かして、活躍してもらえればそれで良いと思っています。例えば、MASやテクノロジーの推進を手掛けている小泉さんも面白い男です。飲食業(調理師)からスタートし、そこからコンサルタントを始め、独立し、紆余曲折を経て当所に来ました。彼にしかできないポストを与えて、頑張ってもらっています。一人ひとりが持つ、強みを活かした活躍が当所では可能になっています。
税理士とは縁遠い夢や目標を持っていても構わないとお聞きしましたが、真意は?
実は私にも過去、強い思いを持っていた夢があったのです。それは今でも持ち続けていますが、当時はソングライターになりたかった。昔から作詞作曲が好きでしたが、家業が税理士事務所ということもあり、半ば諦めていました。ところが、思いのほかCIやブランディングにも活かせることがわかってきたのです。例えば、今の仕事なら企業の社歌やイメージソングとして提案することもできます。私たちのクライアントは千差万別、こちらの提案次第で色々とできてしまいます。当時は諦めかけていた夢、やりたいことも今となったらできるはず…いや、叶えられる方法を見つけられるのです。遠回りに思われるかもしれませんが、こんな方法もあるのだということを知って欲しいです。
別の角度や入口から入り、夢というゴールという訳ですね、素晴らしい! では最後にメッセージを。
「会計事務所はこうあるべき」という固定観念に縛られることなく、お客様に提供するサービスの深さと広さを追求する、という思いを持って、当グループを発展、成長させていきます。近い将来、関東にも拠点を構え、また、アライアンスの仲間も、現在5事務所の展開を最大12事務所まで考えています。まだまだ大きくなるつもりです。共に苦労して、共に盛り上げていきましょう!